十二年籠山行

十二年籠山行

~浄土院と十二年籠山行~

籠山(ろうざん)行は伝教大師の時代より始まりますが、現在のように大師の御廟である浄土院で生身の大師に仕えて奉仕する“侍真(じしん)”の職を勤めるようになったのは、元禄年間からです。
現行の籠山行に入るためには、まず好相(こうそう)行という礼拝行を行なわなければなりません。この行は、仏が現れるなどの好相を感得するまで続けられ、その後戒壇院にて戒を受けます。ここで初めて籠山比丘となり、12年間の山修山学に入ります。
籠山僧は、伝教大師に食事を献ずるなどの日課のほか、坐禅や勉学、境内や道場内の清掃に明け暮れ、うつろい激しい世間の流れから離れて、一日一日を生きるのであります。

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